

すぐ邪魔になる前髪。自分で切れたらいいですよね。
「前髪すぐ伸びるよね」
「後ろはまだ切らなくていいのに」
「目にかかるとすぐ物もらいが…」
「邪魔で触ってばかりいて」
取り急ぎ今から
自分で切りましょう!
前に失敗したあなたも
大丈夫!
切り過ぎるのには
理由があります。
あれ?切り過ぎた?
という時のために
保険をかけて
カットする方法教えます。
▼準備するものは
・ピンまたはダッカール
髪を小分けにしてとめる用
・ケープまたは風呂敷など
毛が散らばらないように
首に掛ける用
・はさみ(漉きばさみでも可)
なるべく髪切り用
・鏡
首から上が写るサイズ
▼カットする前に
焦らず切れるように
時間があるときに切る。
たった今邪魔なところを
摘まんで切りたいのも
やまやまですが
時間がたつと
軽くなった毛の
元のくせが出て
少し上がるため
曲がったり
切り過ぎた感じに
なりやすい。
ではどうしたらよいか?
いったん目元まで
十分に濡らして
自然に乾いた状態で
カットするとくせを
確認できてよい。
こめかみなど
かなり強い
くせのあるあなたは
シャンプーして
なるべく手を入れないで
ある程度乾かした後
完全に自然乾燥してから
切るのがベスト。
▼ではいよいよカット
鏡に対して
真っすぐ前に座る。
下からのぞき込むと
眉が上がり
思ったより短くなり
上から見降ろすと
目の真ん前に
はさみがあって
切りづらくなる。
前髪の内側(下の毛)を
1センチおろし
目と目の間を
希望より少し長く切る。
この時に毛を指で挟んで
引っ張ったりしないこと。
後でくせで上がって
短くなってしまうので。
▼先ず切った真ん中の部分が
基準の長さとなる。
次はその基準に
繋がるように残りの
横の毛を切る。
鏡の自分の
前髪の上がり具合や
希望のカットラインに
なっているか確認しながら
分けておいた上の毛を
1センチずつ下ろして
真ん中から同じ手順で
繰り返して切っていく。
この時かぶる毛は
とても短く上がるので
基準になる下の毛に
かぶせるように
1センチずつ長くしていく。
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これが最も重要で
保険のポイント
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最終的に長い毛は
後で微調整できるので
長め長めに切ること。
カットの早い美容師でも
前髪は一番時間を割いて
じっくりくせの
上がり方を見ながら
進める重要ポイントです。
前髪は最も見える
顔の一部分であること
意識したいものです。
▼前髪別の印象は
1:
横が長く
真ん中が短ければ
顔を囲むように丸い前髪。
優しく小顔に見える
王道の前髪。
2:
真ん中から横まで
真っすぐ切った前髪。
厚めできっちり揃っていると
ぱつんとした印象でモード風。
毛先をギザギザに
ぼかしもせず真っすぐに切る
これが一番難しい
前髪カット。
ちょっと曲がったを
追いかけすぎて
何度も直すうちに
曲がり
引き返せないところまで
短くなるので
要注意。
一番無難なのは
美容院でカットした後
1週間おきに
3ミリ切り進めて
伸ばしてしまわない方法。
キープするイメージで
少しずつ
ちょこちょこ切ると
失敗しないですよ。
3:
片側ななめに長く
反対が短いと
アシンメトリー。
短い方は
はさみを縦に入れ
少しギザギザにすると
動きも出て
馴染みやすい。
また髪は
短い方から長い方へ
流れる性質があるので
少し伸びても邪魔にならず
ボブにも結い髪にも
ショートカットにも
合わせやすい
マルチ前髪といえる。
4:
オトナ女子っぽい
長めのニュアンス前髪は
鼻の下か
唇あたりで切る。
かきあげると
ほお骨まで上がり
バランスがいい。
揃い過ぎてると
重く下がるので
毛先の3センチほどは
縦にギザギザを
入れると軽くなる。
漉きばさみがない場合は
はさみを縦に入れても
ざっくり切れてしまうので
そうとう要注意。
▼漉きばさみは
思っている以上に
バッサリ切れている。
特に根元に多用すると
毛が立って
収まりがつかなくなり
元に戻るまで
何か月もかかることになる。
毛量を減らすにしても
同じ個所には何度も
はさみを入れないようにする。
セルフカットで
間違いなく使いこなすには
普通のはさみで
希望より1センチ長めに切って
最後に1センチを
漉きばさみで
ギザギザにするとよい。
▼どうでしょうか。
上手に切れそうな
気がしてきたでしょうか。
私は重めのアシンメトリーで
顔にかぶせてあるので
動きと軽さを出すのに
片側にスリット的な
切れ目を大きく
入れているのですが
セルフカットする際には
動画撮ってアップしますね。
では本日もここまで
お読みいただきありがとうございました。